企画・ボタンダウンシャツの勉強から・・・仕様の検討
今回のボタンダウン作成のきっかけ、それはアメリカ製ボタンダウンシャツの研究から始まりました。
当然、ボタンダウンの元祖と言われるブルックスブラザーズに始まり、アイクベーハー、トロイ、ギットマン、インディビジュアライズドシャツ、ブラックフリース・・・いろいろと見て、縫製仕様を研究するうちに
「これはワークウェアと同じミシンを使っているぞ・・・」と気づきただしました。
一方で、この写真のような1900年代初頭のシャツ。
バンドカラー、襟は取り外して替えがある形。
HALLMARK、E&W、ARROWなどなど、そういったメーカーの古いシャツ。
さらには、コレクターさんに見せていただいた古いワークシャツなどの仕様やラベル、ボタン。
やはり、昔のアドやカタログに登場するシャツ・・・
そして、サンセットの隠しボタンダウン仕様・・・
これらが渾然一体となりつつ、
「あえて、ワーカーズで作るなら」
と言う事をかんがみて、今回の仕様が徐々に決定していきました。
ボタンもいろいろと悩みました。
シャツについているボタンだけでは、まだまだ、見ている量が少ないので、古いボタンだけを買い求め、その中から
「こういうのが、良く昔のシャツについてるよなぁ」
というのをより集めていきました。
それらを持って、ボタン屋さんに行き、数多くの見本帳の中から、白蝶貝の二つ孔・真中にくぼみのある、いかにも古い服についているボタンを選びだしました。
How to make them? Lot.20が出来るまで
Detail-各部詳細
The Looks. ボディに着せてみたシルエット
Workers