4.4オンス・平織生地

タテ・ヨコ20番の単子で平織りした生地です。

色はほんのわずかにベージュがかっています。

ストライプと比べると、織糸自体の表面が若干粗いカード糸を使っているため、ラフな雰囲気です。

いわゆるドレスシャツの生地は、現代に近づくにつれより細い糸で、より密に織ることが高級とされてきました。今では100番を超えるような細い糸を撚って織られる生地もあります。

それに比べて、やはり昔の生地は糸が細いと言っても限度があります。

そんな100年近く前のラフな雰囲気を目指して探した生地です。

今回、サイズ取りを今までのLot20から変更して、ワンサイズ程度小さくなっています。
私自身、Lot20はサイズ15.5でしたか、今回のLot21はサイズ16.5を着てほぼ同じ感覚で着用できます。ちなみに、今まで作成したワークシャツは16.5、Lot200は40もしくは42を着用しています。

バスト・ウェストは背中側のギャザーを開いた状態で計測しています。

バスト・ウェストに関しては今まで作ったワークシャツとほぼ同じか、同サイズで若干タイトめに感じるようなサイズ取りになっています。

その分、サイズ17.5のサイズピッチ（16.5とのサイズ差）は上げていますが、それでもLot20の17.5よりは若干小さい寸法取りです。

サイズ17.5の見かけのバストは同じに見えますが、前回の計測はバックプリーツを閉じた状態、今回の計測はギャザーなので開いた状態です。つまり、Lot20の場合59.0+1.6センチほど（タックが開いた時）あったゆとりがないということです。ご注意ください。