以前、一度作ったホワイトデニム。
タテは真っ白、ヨコは生成り。糸は、WORKERS 完全別注、「ワタから選んだ」米国綿・ EMOT(イースタン・メンフィス・オーリンズ・テキサス)中長綿。
「昔のコーンミルはどんなワタ使ってたか?」。メンフィスの穀物商社さんに行って実際に聞きました。
「基本、米国産の綿の混綿。なぜなら、当時はコスト的に中国から輸入するメリットがまだ少なかった。単一綿にしない理由は、万が一、その年にそのワタが取れなかった時に代替が出来ないから。さらに、同じ米綿といってもいくつかブレンドすることで色や品質を安定させていた」そうです。
ということで、 それ以来WORKERS も米国産の綿、「EMOT」で糸を作ってもらっています。
前回作ったホワイトデニムと違い、今回、織布(生地を織る工程)は世界のカイハラさん。残念ながら作業工程は見せてくれませんでした。(隣で、日本一大きい ブランドの生地作ってるんだから当たり前ですが)さすが世界のカイハラ。セルビッジなのに欠点部分が少ない!
形は、前回作った802 Slim Tapered に加え801 Striaght もラインナップ。
801/802は裾幅が違う。801 のほうが32 サイズで25センチほど。802 が18センチほど。膝・ワタリも802 のほうが細い。
ホワイトデニムはインディゴやブラックに比べて固く感じます。サイズは、きつすぎないゆとりあるサイズを選んでください。
縮みの激しい「キバタデニム」なので縫製後、洗い・大型の乾燥機にかけできる限り縮めた状態で納品します。
地味な変更点はリベット裏。今回からWORKERS の刻印が入りました!!!約100 万かかりましたが、これで死んでも悔いが無い・・・かな? |