生地・付属

ひとつめの素材、無地シャンブレーです。

経緯ともに20番のムラ糸での平織りで、経糸(たていと)はインディゴのロープ染色。

いわゆる、糸の芯に白場が残った「芯白」と呼ばれる糸で、着こむとデニムのように徐々にではありますが、色落ちをします。

 

もうひとつ、強弱のついたストライプシャンブレーです。

ワークな素材が、少しドレッシーにも見える面白い生地です。

1900年代初頭、それこそWabashなどがメジャーだった時代のワークウェアに使われていそうな生地です。

胸ポケットにつくメタルボタンです。

今回、このためにBIGYANKのオリジナルを型どりして、ベースの型を作ってもらいました。

最初、ボタン屋さんは「丸い金属板をプレスして作れば簡単、簡単」と持ち帰ってくれたのですが、プレス屋さんに「段差が深すぎるし、何よりボタンに厚みがあるので、こんなに厚い金属板はプレスでは無理」となってしまいました。

となると、コストはかかりますが、ドロドロに溶かした金属を型に入れて作る、「キャスト」という方法しかありません。

左は、そのキャストから出てきたばかりのボタンです。これをさらに、土台の青を塗り完全に乾かします。

さらに文字の部分の「墨」は注射器のようなものを使って、ハンドペイントし、余った塗料はふき取って完成したのが右側のボタンです。


続いては、ネーム作りです。

今回は、プリントネームを作りました。

ロール状のネームの土台になる平織り生地をシルクスクリーンの台に載せていきます。

その上に、あらかじめ作ってもらっておいたシルクスクリーンの版を載せて、プリントします。

プリント上がりです。

このネームを切り取り線に沿って切って、端を折って使います。

 

How to make them?
ワークシャツが出来るまで

 

Lineup-ラインナップ
   

 


Detail-各部詳細

     

 

 

 


 

Workers