胸ポケットにつくメタルボタンです。
今回、このためにBIGYANKのオリジナルを型どりして、ベースの型を作ってもらいました。
最初、ボタン屋さんは「丸い金属板をプレスして作れば簡単、簡単」と持ち帰ってくれたのですが、プレス屋さんに「段差が深すぎるし、何よりボタンに厚みがあるので、こんなに厚い金属板はプレスでは無理」となってしまいました。
となると、コストはかかりますが、ドロドロに溶かした金属を型に入れて作る、「キャスト」という方法しかありません。
左は、そのキャストから出てきたばかりのボタンです。これをさらに、土台の青を塗り完全に乾かします。
さらに文字の部分の「墨」は注射器のようなものを使って、ハンドペイントし、余った塗料はふき取って完成したのが右側のボタンです。
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