「ポロシャツを鹿の子ではなく織り布で作る」から始まった企画。
今年は、襟をボタンダウンに。フロントの前開きもポロシャツ風に少し短め。普通の「プルオーバーBD」と比較してもらうとよくわかります。
WORKERS の使う布は基本的に伸び・縮みする化繊、いわゆる「ストレッチ」が入っていません。
理由は、「クラシックに化繊は不要」という 原理主義と「化繊が入ることで、綿100とは風合いが変わる」という2点から。なので、一口に「ポロシャツ風」といってもゆとりが入っていないときつくて動けない。
そこで、背面左右にタックを入れゆとりを出す。脇の絞りもゆるくして、 夏場、楽に着られるサイズ感にしています。
オックス、シャンブレーは5オンスほど。コットンの産地にはにこだわらず「コーマ」「クシですいて短繊維を落とした」糸で作ったオックス。
マドラスはもっと薄くて3オンス、インド製。こちらはコーマをしていないので、糸の節、コブが残った粗野な表情。あくまで「インドマドラス」の風合いなので欠点ではありません。
今年も岡田ネームさんで新しい猫刺繍を作ってもらいました。 胸ポケはあれば便利なのでつける。胸ポケ口に座っているように刺繍も良いかな?と思いましたが、ちょっと派手になってしまうので裾に入れてみました。 |