Officer Trousers, Vintage, Type 2, Oyster Chino

フロント、深いまた上。右身頃側に細い両玉縁のコインポケット。

左右ポケットは斜め切り替え。

 

フロントトップボタン。糸を縫い付ける回数を増やしてできるだけ取れないよう。

細いループはWORKERS別注のミシンで縫っています。古いチノパンも実は、太いループ・細いループ、いろいろあるのですが、やはりチノパンというとこの細いループがイメージなのでわざわざミシンをそれ専用にセッティングして支給しています。

2本の針幅が細いのが特徴で、いわゆるジーンズにつく太いループと違う部分。ミシンの部品を交換すればよいのですが、これがおいそれと交換できる部分ではない。「ゲージ」と呼んでいる部分で、それをごそっと変えて専用にセッティングとなるわけです。

 

フロントはボタンフライ。

 

ビンテージと違う、WORKERSなりのこだわりがトップのホール部分。ビンテージはこの部分が極厚なのを、WORKERSは中に入る生地をカットして薄く仕上げています。

分厚いとボタンホールがうまく開かない、ボタンをはめるときにかたい。ホール側が固すぎてボタンが取れる。問題が多いので何とか薄くする方法が無いか?と考えた仕様。中の生地を落とすだけだと下側から指を入れるとその切り端が手に触る。そこで、表には見えない隠しステッチを入れています。我ながら何年たっても、よく考えたなという仕様。

 

Arny Officer Trousersを模した、WORKERS OFFICER TROUSERSネーム。

 

今回はセンターだたみで納品。ビンテージでこういう風にたたまれたデッドストック、見たことありますよね?

 

縫うのが一番難しい、脇の巻き縫い。ポケットとの交差部分が固い!さすが、普段ジーンズやワークパンツで鳴らした工場さんなのでばっちり巻き縫いしてます。

巻けるように何回も相談しながらパターン調整するWORKERSもほめてもらいたいところ。こういう「試して・直して」をできるのは自社でパターンやってる強みですね。

 

 

 

 

 

 

 無題ドキュメント
       
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