裏毛(スウェット生地)シリーズ。ありがとうございます、苦節5年以上。やっと去年は売れました!
だったら繰り返 し同じもの作れば良いのに、それが出来ないのがWORKERS。
リピート出来ない病にかかっているのか?ではなくて、自分自身、服が好きで作りたくてこの仕事を始めたので、状況が許せば
「次はこれにトライしてみたい」
「この形を作ってみたい」となるのです。
という事で今年の丸首は両V。昨年が首回り「バインダー」に対し「つけ襟」。好みの問題ですが、バインダーより少しヘナっとしたつけ襟、これはこれでビンテージライクで良い。でも、古着の伸び切った襟は今の自分が着たい形では無い。そこで、リブのテンションを調整して開きすぎず、つまりすぎず。
身頃のパターンはビンテージの「着丈が縮んじゃった」感 じは再現しつつ身幅はしっかりある。めったに見つからない「大きいサイズのビンテージ」を新品だから再現。
表30 番・中30 番・裏7 番で、裏の糸ループを短く編み、 さらに起毛をかけた本格的冬用スウェットです。18ゲージでガチガチに目を詰めて編んでいるので形崩れしにくい。重さ15 オンス程あり、いわゆる「超ヘビーウェイトスウェット」 でも化繊は使っていないのでしなやか。
個人的に、キャンバーのあの固さも好きですが、あれとは違う。厚い、重い、で もしなやかなのがWORKERS スウェットの良さです。
リブも綿100 糸で編み方だけで伸縮性を持たせたリブ。
もう一型、苦心の後付けパーカーに続きます・・・ |