WORKERS 初、レザージャケット。
以前から、ホースハイドのタンナー見学したり、革屋さんでカウハイド・シープ・ディア、 色々な素材を探しましたが「これ!」という何かが見つからない。考え出して早10年以上。たまたま手にした古着のゴー トスキンライダースジャケットを見て驚きました。しっかり分厚い、でもしなやかで着やすい!
ゴートというとG-1に使われる固い・薄いものしか知りませんでした。仕上げによってはこんなにも変わるのか!と驚きました。
最初は柔らかさ重視でクローム鞣しを考えました。が、渋鞣し・茶芯ブラック、しなやか、でもしっかりゴツイゴートと見比べると・・・やっぱり渋鞣しだ!となりました。渋といってもピット槽ではなくタイコ鞣し。油も入れ、揉む工程もあるので柔らかく、でも渋ならではの腰がある仕上げ。
1.5 ミリ厚程のパキスタン産ゴート。海外で「クラスト」と呼ばれる最初の鞣しだけして日本に輸入。のち、東京で再鞣し/ 仕上げされている革です。
形はベーシックなスポーツジャケット。こだわったのがサイズ感。38 サイズで身幅55 センチ/ 着丈63 センチ。いわゆ るアメカジレザージャケットのタイトなサイズ感と違うリラックスしたフィット。中にシャツ+ 薄手セーター程度は合わせて、真冬も着られるレザージャケットにしたかったので。
サイズ展開は38/40/42。42サイズはWORKERS で通常42サイズの方もバッチリ着られる大きさ。私自身、大きいサイズのレザージャケットが中々見つからない。そこで今回、半分自分用& WORKERS10年続いた記念もあり作成しました。 |