WORKERSレザージャケット第二弾。
革はホースハイド・カウ、また例によっていろいろ見ました。お願いしているKさんが展示会場まで、巻き革持ってきてくれて相談の結果・・・今回もゴート。
ただ、今回は前回同様の茶芯+渋鞣し(合成タンニン+タイコ)ではありますが、最後の仕上げが違う。ハンド+水性仕上げ。前回はエアブラシ+塗膜の薄いラッカーでした。
水性仕上げの特徴が、柔らかさ+濃度が薄めなのでベースの茶色がうっすら透けて見える。できてきたとき「柔らか!!!で、茶色!!!」と驚きました。真っ黒と違ってこれはこれでかっこいい。
弱点は水に濡らした状態で白い布で思いっきりこすると色が移ります。雨や水分にはご注意ください。ただ、普通にしていて触ってすぐに色移りするような物でもありません。
デザイン、ベースは前回の少しゆったり目のスポーツジャケット。中にシャツ+中厚セーターぐらい着こめるシルエット。フロントをダブルに。Dポケットはつけずに、あくまで「スポーツジャケットのダブル」
袖口もファスナーではなくクラシックなボタン。ボタンホールは岡山の藤枝被服さん、渾身の穴あけ。革の作成をお願いしてるKさんがボタンホールミシンが無いので、カフスだけ岡山で開けてます。
ぜひ、展示会場で着てみてください。渋でもこんなに柔らかくなるのか!!!と驚かれるはずです。
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