春の定番ボーダーT シャツ。今年は私の音楽の師・岡田ネーム謹製・猫ワッペンを追加。
ボディは9 オンス程の天竺編み。いわゆるT シャツ生地の編み方と同じですが、糸に工夫があります。
50 番の糸を2 本縒(よ)って双糸に。編み物は1 本の糸(単糸)で編むと、糸の撚り方向に向かって斜めによれる「斜行」 が起きます。この「斜行」が、ビンテージライクで良い製品もありますがボーダーでは絶対にNG。
もし「斜行」したボーダー生地を「柄優先」で裁断すると、生地を斜めに裁断するになる。縫い上げると、服がねじれた 状態になるので絶対NG なのです。
生地の斜行・捻じれを抑える為、
「1 本あたりの糸の撚り方向」 vs 「それを2本撚る」方向を逆にする。これが「双糸は 斜行が起きづらい」理由。
編み上がった生地をシルケット加工。アルカリ性の液体につけて表面をつるっとさせる。がっ しりして形崩れしづらい、かつ表面はつるっとしているので上にジャケットを着ても引っかからない。首のリブはがっしり厚い物にして、ボーダーの色部分が透けづらいように。
ボーダーと言えばTCB の井上君。「WORKERS 本人以上にWORKERS のボーダーを着る男」と自負してました。果たし て来年もTCB さんはWORKERS のボーダーを取り扱うか?はたまた、XX DEVELOPMENT さんのボーダーを選ぶか? TCB・井上君をめぐる恋の駆け引きにも要注目です。 |