久しぶりに登場のRAF Parka。RAF(Royal Air Force) の古着で見つけたポケットや、フロントの斜めオフセットデザインを活かしたパーカー。
今期の変更点。まずシルエット。以前のパーカーは今思えば少しタイト気味だった。それを、身幅/Mで60センチを基準に、今、求められる少しだけゆとりのあるフィット感に。
腰ポケットの仕様を全く新しく。サイドから手が入りハンドウォーマー+ 上から物が入る立体的な二重構造。厚みのあるもの物が入れやすく、かつ目立つのでデザインのアクセントにもなる。
サイズ調節に必要な袖口タブ。これをできる限り短く、かつ袖口に近い位置に変更。長いとループ状になったタブに何かが引っかかる危険性があるので。
素材は平織りのベンタイル、厚手タイプ。軽い撥水性があり、また着こんでいくと生地が重なっている部分は白化して陰影が出ます。高密度生地には珍しい「育つ」素材。
身頃をゆったり、アームホールもゆとりを取ったので中にシャツ+ 中厚セーターまでならOK。ジャケットを着るには裏 地も無いのでちょっときついかな?もっと、Fishtail Parka ぐらい思い切りゆとりを取れば一重のアウターにもなるのですが、そうすると逆に普段、シャツの上に羽織るにはゆったり過ぎる。RAF Parka は秋口や春先に羽織れるシルエットにしたいのでゆとりをつけすぎない、適度なフィット感に調整しています。
サンプルはOWしましたが、納品する製品は洗い無し、ノンウォッシュです。
一点だけ変更で、袖口のタブを袖口、現状の手の平側から手の甲側に変更します。着た時に、手の平側に調整具があると、タックを取った袖口生地が当たる感覚があるためです。 |