古くからのWORKERS ファンには(勝手に)伝説のクルーザージャケット。
ファスナーでフードを取り外しできるウールメルトンのビンテージ。それをもとに作ったのが2013年冬。今でも当時作ったジャケットたまに着て、我ながら良くできたなと思う反面惜しいのがフィット感。そう、細いのです。かなりゆったり目に作ったとつもりでも、現代の感覚からすると細い。
そこで、重い腰を上げ再び作りました。何が重いか・・・当時作ってくれた工場はもう無いのです!そこで、現在のWORKERSの厚手工場No1、F さんに頼むと時間はかかるが綺麗!上手い!時間がかかる分工賃が高いのは・・・ ご容赦ください。
定価は安くしたい、でも工賃は削れない。板挟みで苦しい身の上です。
毒を食らわば皿まで、どうせなら生地も作ってしまえ!とウールチェックを別注。10 番の糸を2本撚り合わせ5 番相当 の極太糸に。織機の限界密度で織る。さらに、その生地を縮絨(縮め)て厚みをさらに出し、最後に起毛。起毛なしの仕上げも作って触り比べましたが、起毛有りの適度な柔らかさを取りました。生地について詳しくは下もご覧ください。
中にシャツ+ セーターの上に羽織れば真冬でも大丈夫。襟のフードを取ると、またすっきり着ることができます。着た感じの可愛さはフードありがベストです。 |