新型のカーディガン。自分が小さいころ、おじいさんがこんなカーディガンをシャツの上に着ていました。首にはループタイをつけていましたが、我々が今着るならば、首元に小さなシルクスカーフでも巻いて。
ジャケットを着る程ではない、休みの日のコーディネートに。シャツの上にカーディガンでゆったり過ごし、出かける時はガバっとツイードのBal Collar Coat。
袖ぐりを太目に、中にシャツを着てすっと手が入るようにパターンを調整しています。
ぱっと見ウールのセーターのように見えますが、コットンのカットソーセーター。がっしり厚く、冬でも暖か。でもいつでも洗濯機で洗えるのが強み。
身頃は極厚の天竺。編み組織はT シャツと同じですが、極太糸を何本も編み針に突っ込んで編むことで、ローゲージセーターのような厚みに。生地の裏側を起毛してよりセーターらしさを出しています。
リブ部分、針抜きの中でも抜いた本数が多い、デコボコがはっきり出たもの。針を抜く(デコ ボコをつける)ほど、伸びは良くなりますが戻りも弱くなります。そのバランスを見て適度な針抜き具合。 |