長い変遷の末、元になった「FWP」「Fatigue Trousers Without Cargo Pocket」が今ではわからなくなっていますが、こ のパンツは軍パンのFatigue Trousers から脇ポケットを取り去ったものがスタートでした。
夏にはける、ゆったりと、薄手で、ウェスト調節にベルトの要らないパンツ。そこで、Fatigue Trousers を作ったのですが、 脇のカーゴポケットは着る機会を選ぶ。そこで「Wituout Cargo Pocket」が始まりました。
22SS は裾を21 センチ近辺。 昨年21SSは裾幅18.5 センチでかなりきついテーパードだったのを、ごく普通のストレートシルエットに変更。自分でも夏は本当にFWP Trousers ばかりで、そろそろテーパードではないストレートシルエットも着たいなと思ったので。
ブラックシャンブレー、5.1 オンス。オンスだけでいうとコードレーンの方が軽いのですが、ブラックシャンブレーは太目の糸で織りが粗いので、今回の素材の中で一番涼しく感じると思います。それと、汚れても目立たない!自分で、昼に飲んでたコーヒーをこぼしたことがあるのですが、まずほぼ見えない。そして、家に帰ってから洗ってもすぐ乾く。
「とにかく真夏に涼しくて、扱いが楽で、肌ざわりが一番良いものが欲しい」という方は是非ブラックシャンブレーを。
他の素材、Deep Indigo Denim は8 オンス。偶然見た、どす黒いインディゴのパンツにレッド系のボーダーを合わせた女性が かっこよく、そのイメージで生地を探しました。
リネン、5.5 オンスほど。コードレーン4.7 オンス。いずれも夏涼しく、かつトラウザーとして強度を保てるギリギリの重さ・厚み。
リネン/ ブラックシャンブレー/ コードレーンは2月納品の.Relax Jacket とセットアップ。
夏、3 PLY T シャツにRelax Jacke とFWP Trousers のセットアップ。足元はローファーやレザーサンダル。我ながら、安直だなと思うのですが、一回試すと中々抜け出せないコーディネー ト。楽だけどだらしなくは見えない。特に、冷房の効いた場所と外を出入りするときにはこの組み合わせが私にはベスト。 足首が冷えない、室内ではRelax Jacket をシャツ代わりに羽織り、外に出て暑ければ脱いで。
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