Woolrich Woolen Mills

胸ポケットは左右で大きさが違います。

何の意味があったのかはわかりません。多分に、「流行り」もあったのだと思います。と言うのも、いわゆる古い服は日本の古着好きが言う「ガチャポケ」は多くあります。ウールリッチしかり、フィルソンしかり、BIGYANKしかり。もっと古ければ、Levi'sのSUNSETでもあります。

服と言うのは、ある程度形が決まっているのでポケットでの工夫は今でもメジャーな手段です。

 

腰のポケットは、手を温めるためにあります。角度、位置、そして裏地と表地の間にそのまま手が入るだけで中に袋布はありません。

体・裏地・表地と空気の層に手を入れるので暖かい半面、体は冷っとします。

 

腰には左右同じ形の大きなポケット。

フラップの裏は、おそらく繻子織り(サテン)生地が使われ、フラップの厚みを軽減しています。

 

 

 

 

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