Rocky Mountain Brand

バックはシンプルなまっすぐヨーク。とても細いのも、どこかバランスの変な1920年代ぐらいまでのワークシャツらしい雰囲気です。

 

襟の一部、生地本来の色と今回のシャツを比較して。

もともとは、あそこまで青い色のシャンブレーだったのが、ここまで色あせています。

しかし、その割にはステッチがしっかり残っているのは、細い糸で生地にめり込むように細かく縫われているため、表面の摩擦に耐えたためだと思います。

 

脇はおなじみのマチ。ミミではなく、袋状に折ってマチが作られています。

縫い合わせは2ミリほどの極細巻縫い。インチでいえば3/32インチ程度でしょうか。当然裏は生地を巻き込みきれず、あちらこちら、断ち端が見えてしまっています。

とてもクラシカルかつ、その後のより完成されたワークシャツではもっと針幅が太くなっていくため魅力的ではありますが、機能面では首をかしげざるを得ない縫製です。

 

 

 

 

 

 

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