8オンス・コットン100％・チノクロス

コロゾ椰子ボタン

23SSはよりラフ＆タフなブレザー。

WORKERS の春ブレザーは中の硬い芯こそありませんが、袖裏有、身頃も大見返 しや裏地有としっかり「ドレスウェア」的仕様で作ってきました。それを今期はぐっとカジュアルに。秋冬のLounge Jacket でおなじみ、「見返し身頃たたきつけ仕様」でBlazer を作りました。

身頃パターンは適度にフィットしたおなじみのシルエット。袖裏は無しなので、袖幅は少しだけ出す。といっても、若干 なので言わなければわからない程度。袖のひねりは強くない。袖口はあえて三巻仕様。飾りボタンをつけるか悩みましたが、Lounge Jacket にならってあえて無しにしました。カーディガンのように軽く羽織れるブレザーを目指しています。

チノは8 オンス。トロピカルと比べるとかなりしっかりした厚み。コットン生地はこれ以上薄くなると「チノ」というより「ツイル」、シャツ生地に分類されてしまうのでブレザーを作るにはこれもギリギリの厚み。私もそうでしたが「いきなりウールはちょっとドレスすぎる」という方はコットンブレザーからトライしてみてください。

ウールトロピカルは 4.8 オンス。夏用トロピカルとしてちょうどよいオンス。これ以上薄いとさすがにジャケットにして形を作るのが難しい。ギリギリのオンス。

デニムもチノと同じく8 オンス。こちらもこれ以上薄いと・・・選んだ理由はチノと同じです。一応、ドライ推奨ではありますがアイロンができれば水洗いも可能です。生機では無いので大きく縮むことはありません。何年か着て、襟先や袖ぐりの厚みがある部分が徐々に色落ちして陰影が出る。「育つブレザー」です。

ボタン、金属ボタンはアメリカ・ウォーターベリー製。ベージュチノはどのメタルボタンも合わず、コロゾ椰子ボタン。 （厳密に言えばベージュだけはSport Coat です）

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