WORKERSのバンドカラー、襟型がいくつかあり今回のものはイギリスミリタリーらしきシャツを参考に型紙をひいたもの。

オリジナルはバンドカラーにスタッドボタンで替え襟がつく仕様だったものを、替え襟は無しに変更。やたら細い台襟が特徴。

チェック・ストライプは私が柄指示を間違えました。背中のスプリットヨーク、柄が合っていません。指示で「どこそこを合わせる、他一切合わせない」と指示を間違えて、指示通り、わざわざ合わせないで作ってしまいました・・・

量産はちゃんと合わせます。

台襟のつけ側、表から見ると2本ステッチがありますが、裏を見ると、内側は貫通していません。おそらく、芯止めのステッチです。

実は、現在はボタンホールの強度を高める為に、「アイロンで接着できる芯だけど、貼ってるかわからないぐらい薄い。でも貼ると異様に穴あけに対する強度が上がる」芯をWORKERSでは使っています。だから、芯止めステッチは無くても良いのですが、これも雰囲気の一部なので残しました。

以前は水溶性接着（洗うと、中の糊が溶けてフラシ芯になる）や、接着が一切ついていない完全フラシ芯を使ってみたこともありました。が、どうして穴あけ部分がすっぽ抜ける素材がある。特にオックスがそうなりがちでした。そこで、半分解展でおなじみ、長谷川君にアドバイスをもらって、この「接着だけど、ほとんど貼ってる感が無く、異様に強度が上がる」芯を教えてもらいました。それ以来、この芯です。