Lot 801XH, Straight Jeans, 14.7 oz, Indigo Raw Denim, American Cotton 100%

背面。ヨーク、ポケット口、ポケットつけとパッカリングが良く出ています。

 

今回、XH用に作った鹿革のラベル。牛革とはまた違った、柔らかな手触り。

 

バックポケット。取り付けの上端が妙に幅広なのが大戦の特徴で、縫製した人の技術が稚拙で隠しリベットをよける時に、よけ過ぎたとか言われています。

801XHではあまりやりすぎないよう、ちょっといつもより広いかな?程度。

 

フラッシャーも専用の物を。オンスが通常とは違うのに注目。

 

ベルトループ、真ん中が盛り上がった金具を使っています。本来は、ラッパに生地幅が微妙に広い裁断生地を突っ込んだので、真ん中が盛り上がって「しまった」のだと思いますが、それをわざわざ仕様として再現するのが「にっぽんのジーンズ」。

昔、勤め先の裁断担当の山口さんが「ループは中盛り?」とか聞いてきたのが懐かしい。最初に、サイキジーンズの社長さんが「セルビッジが云々」と話してるの聞いたときも「これぞ、私が目指していた場所だ!」って変に盛り上がったのを覚えています。

自分の親か、それより上の年代の人たちがセルビッジがどうだ、ループがどうだ話している。産地なんだから当たり前なのですが、それがなんとも楽しかったのです。

 

セルビッジは青耳。太くなりすぎないよう、8ミリ程度の縫い代。

 

 

 無題ドキュメント
Lot 801XH, Straight Jeans Lot 806XH, Denim Jacket, Buckle Back, Lot 807, Denim Jacket


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