フロント、ボタンホールを裏から見えると変な縫い代の取り方をしているのがわかります。これが参考にしたSleeping Shirtそのままのやり方。もっと縫い代を平らに、安定させるやり方もあるのですが、あえて参考にしたオリジナルの独特な雰囲気を真似ています。

下前側も同じく、中心線位地に切り替えが来る、本来はプルオーバーの縫い方であえて前開きに。

一見インディゴ、でも反応染だから色落ち心配なし。

これが噂の「ほぼ半年かかるボタン」

10月に頼んで、翌年3月ぐらいと言われましたが、少し早まって2月末には出来てきました。この色の原材料が無かったので時間がすごくかかってしまいました。

肩はステッチあり、袖ぐりは巻縫い。裏を見ると二本、チェーンステッチが走っています。身頃・袖でお互いの生地を巻き込みながら縫うので「巻縫い」。カーブを縫うのはなかなか難しいのです。