台襟までボタンをしめてネクタイをするも良し。台襟ボタンをあけて羽襟を少しロールさせるもよし。長すぎず、でも現代の小さい襟とは違う。ロールもさせ過ぎない位置にボタンを設定しています。これら、精密に裁断・縫製してくれる工場さんあってのこと。結局、型紙上でどれだけ精密にしても一枚ごとの誤差が大きすぎたら意味が無い。

下3枚がアメリカンシーアイランドコットン。生地屋さんがマニアックすぎて、定番のスーピマオックスとまったく同じ糸の太さ・打ち込み本数で作ったらどう差が出るか？という生地。確かに触ると違う。スーピマがちょっと固い、それが洗って着こんでなじんでいくのに対し、アメリカンシーアイランドコットンはスムースな手触り。ふにゃふにゃでななく、厚みはしっかりあるけれど表面が均一でしなやか。