表側は単純に三日月型の襟。それに対し、見返し側は切り替え位置が身頃と違う。だいぶ下に横一文字。また、生地の方向（地の目）も表襟・裏襟で違う。そのため、襟回りは皺が出ます。最近、こういった表・裏の生地方向性の違いや、表地・裏地の違いで出る皺で強烈なクレームがありました。が、WORKERSもものつくりはそもそもこういう皺を見て「あの古着で見るような皺が良いよね」から始まっています。逆に、こういったシワを極端に嫌う方向性のメーカーはたくさん他にもあります。

以前はわざわざ言わなくてもWORKERS買う人ならわかってくれるよねと思っていたし、それが通用しました。が、WORKERSも多くの方が買ってくださるようになり、前提が通じないケースもあるのだなと反省しました。

なのでお伝えします。このヘチマ襟は襟に皺が出ます。それはオリジナルも出ていて、その「再現」でもあります。襟の皺に関しては「こちら」もご覧ください。当時は、襟の裁断の問題かと思いましたが、これは地の目が違うから縮率差があり起きる事でした。

ヘチマ襟、ハイネックともよく合います。涼しく着られるように薄手のシャツジャケットとして作りましたが、少し肌寒くなってきたらこんな風に合わせると長い期間楽しめます。