Short Sleeve BD

樽型ポケット。下を三角に折ってしまった方が作るのは楽ですが、やっぱりModified BDには樽型にしたい。お願いしている総社縫製さんのアイロンがとてもうまいので、それを発揮してもらいためでもあります。

この「折って・縫い付ける」を半自動でやる「ポケットセッター」もありますがこの製品では使っていません。そういう、自動・半自動ミシンは、セッティングが大がかりなので、一度セットしてしまうと「この寸法しか出来ない」になりがち。WORKERSでは、ポケットの寸法も微妙に変え続けているので、そういう自動ミシンと相性が悪いのです。

総社縫製さんは、そのあたりで良くわかっていて、昔は自動ミシンをバリバリ使いながらやっていたのを10年ほど前に「多品種」に対応するため、あえて、手作業に戻していました。だから、WORKERSのModified BDは同じようで、微妙に変わり続ける事が出来るのです。

 

肩はステッチなしのヨーク。袖ぐりは、チェーンステッチの折伏せ縫い。表からはシングルステッチが1本だけ見える始末。

 

前立て、カンスぺ多本針ミシンでラッパ(金具)を使って。セッティングが出来れば早いけれど、そのセッティングが大事。
という事で、WORKERS専用ミシン・ラッパを工場さんに置かせてもらって縫っている部分。

なるべく細い糸で強度を出すために目数を多くしたい。そのためには、ミシンを一部改造して目数調節レバーをミシンメーカーの「ここまで」という位置より、さらに向こう側に行くよう一部、ストッパーを削っています。

目数も多ければえらい、強度がある、という物ではない。「生地と糸」の組み合わせで最適なセッティングがあります。

私は、古いボタンダウンが好きです。3-5オンス程度の生地に、細めの綿糸、チェーンステッチで前立てを縫ったあの独特な雰囲気。あれは、雰囲気を出したくてああなっているのではない。あくまで「ドレスウェアはあまり太い糸では縫わない」「当時は綿糸しかない」「その中で強度を出すには、ある程度細かく縫うしかない」と、必然から生まれた「仕様」です。

その「仕様」を後の人間が「独特の雰囲気」として感じているわけです。

 

 

無題ドキュメント
Short Sleeve BD, Light OX, White Short Sleeve BD, Light OX Blue Short Sleeve BD, Light OX Green Check Short Sleeve BD, Light OX Blue Stripe Short Sleeve BD, Spence Bryson Linen White Short Sleeve BD, Japan Linen Beige
           
   
Short Sleeve BD, Madras Check Short Sleeve BD, Peacock Short Sleeve BD, Block Print Short Sleeve BD, Pinnapple    
           
 
3 PLY T, Slim, C Grey 3 PLY T, Slim, White 3 PLY T, Slim, Fade Black 3 PLY T, Slim, Fade Navy 3 PLY T, Slim, OD  
           
 
3 PLY T, Regular, C Grey 3 PLY T, Regular, White 3 PLY T, Regular, Fade Black 3 PLY T, Regular, Fade Navy 3 PLY T, Regular, OD  
           
       
3 PLY Boots Print, Grey 3 PLY Boots Print, White        
           
   
IZ Polo, White IZ Polo, Navy IZ Polo, Fade Black IZ Polo, Green    
           
 
Trad Shorts, Light Chino, Beige Trad Shorts, Light Chino, Olive Trad Shorts, Grey Tropical Trad Shorts, Cordlane Trad Shorts, Madras  
           
         
Lot 802 Zipper Shorts, 14 oz, American Cotton 100%, sanforized denim          
           

 

 


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