NORTHWESTERNER Wool Shirt

台襟の無い一枚襟。身頃で襟を挟み込み、途中で切れ込みを入れて縫い代を反転させる、オープンカラーではおなじみの作りです。

襟が大きすぎず、小さすぎず、そして襟先へのカーブもあり。非常にバランスが良い型紙です。

 

NORTHWESTERNER WOOLとあり、その横には混率を書いたラベル。ウール85%、ナイロン15%。混紡だからこそ、安価で、ある程度薄くても糸の強度があります。

RN20946、調べるとSEA ISLAND SHIRTS INCという会社名が出てきます。有名なシーアイランドコットンで作ったシャツ・・・かと思いきや、ウールの混紡シャツ。会社名と、製品名が合って無いような気はしますが、詳しい事はわかりません。

Ref:Federal Trade Commision

裏ヨークは、レーヨンの滑りが良いものが使われています。ウールで滑りが悪いので着心地を良くするとともに、生地の必要量も減ります。オープンカラーシャツらしい、うまい仕様です。

 

オープンカラー、普段は襟首のボタンを開けて着るのですが、締める事も出来る用ループがついています。これも、丸紐を使った簡単なものですがそれがかえってかわいく見えます。

 

 

 

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