Steelcase Chair (Hunting Robert Co)

無名メーカーの椅子です。

キャスター付き、スチール製の足、いかにも頑丈そうで破れた座面も良い雰囲気です。

どこかの工場かなにかで使われていたものでしょうか?

実際に、ミシンを踏む時に、今も使っています。

 

このような工場などで使用されていた、実用的な家具を総称して日本では

”Industrial Furniture” ”インダストリアル系” ”工業系”

などと呼ばれています。

ワークウェア=機能美、使い込まれることによりかすれた生地や糸の美しさ、そんなものとも通じる美しさを、こういった家具にも見つけることが出来ます。

 

無骨で頑丈、実用一辺倒のつくりが結果としてデザインになっています。

ただ「壊れなく安価な素材を」と選ばれたであろうスチール、塗装は、長年の使用により傷付き、かすれ、使い込まれた味わいを感じられます。

 

ネットで調べても、出てこなかったメーカーです。

エメコのように有名メーカーも良いですが、こんな無名メーカーにも良い物が沢山ある、やはりワークウェアと同じく、探すと面白いものと出会えます。

この椅子は前回と同じ、倉敷のAMUSEさんで出会いました。

こういった”Industrial Furniture”、東京だと

ACME
PFS
HighlightIndustrial

などで見ることが出来ます。

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