SIERRA DESIGHNS, 60/40 Mountain Parka

今回もやはり3枚のパーツから作られたフード。

フード付け部分、身頃との切り替えが本来の首よりだいぶ下。これにより、首元までファスナーを閉めた時独特の生地のたまりを生みます。

機能的にも、首元まで生地が詰まっていないのでゆったりとしていて、中に着こむことが出来ます。

SIERRA DESIGNSの刻印入りスナップボタン。ここが、前回の物とは一番にわかる違い。

ただ、よく見ればそれだけでなく作りも変わっています。矢印部分、ファスナーを止めるステッチもダブルからシングルに。簡素化が図られています。

ファスナーはビスロン。樹脂性のムシ、滑りの良い物です。

ファスナーを首元まで上げた時、あごにムシやファスナー引き手が触れるのを防ぐフラップ。

木の本数で年代がわかる・・・などと言われるラベル。

まことしやかに、7本が70年代、8本が80年代などと言われていますが、定かな事はわかりません。

個人的にはラベルはある程度の数をまとめて作るので、年代できっぱり分ける事は難しいと思います。

フードの調節をするドローコード先、通称「豚鼻」などと呼ばれる革。今回のジャケットは非常に綺麗な状態で残っています。