C.C.Filson
左腰のポケット。こちらも二重で、一回り小さいポケットが上に乗っています。二つのポケットを一つのスナップで止めるのがいかにもFILSONと思わせるデザインです。
2ピースの袖。開きは剣ボロ付き。先日紹介したウールマッキノークロス(紡毛の厚地生地)とは始末が違います。
生地の厚みも薄く、織りもかなりきつい生地なので剣ボロでも綺麗に始末ができています。
前立て部分。本来4本ステッチが走っているのですが、端の二本はきこまれてかすれ消えてしまっています。
裏にはかすかに名残が。生地の断ち端はロックがかかっています。
ちょっと二枚の部分には糸が太すぎたのか、目調子が取れていません。
下前側。こちらもロックをたたきつけています。このあたりは、マッキノークロスに比べれば薄いとはいえまだまだ厚地。折ってしまうと始末が難しかったのでしょう。
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