C.C.Filson

見所の多い背面。ほぼ全面に生地が二重に当てられ、ポケットを兼ねています。

 

二重生地は、幅・丈ともに少し後ろ見頃より小さく作られています。

二本針ミシンで縫ったらしく、角には糸のワタリがあります。

 

背面のポケットへ通じる口の上にはフラップが。フラップの端にはカンヌキが打たれている事を覚えていてください・・・

 

C.C.Filson Manufacturers Seatleとプリントのは言ったスナップボタン。

 

スナップのオス裏にはウール一枚では心もとないので補強の布が噛ませてあります。

雑ですが、道具としては長く使えるよう補強を怠っていません。

 

先ほどのカンヌキの裏側。わざわざ表生地を四角く切って当てています。これも1枚部分にカンヌキを打ってすっぽ抜けないように補強です。

 

さらに、上端にも同じく補強。袖ぐり・脇は巻き縫いされていますが生地が厚すぎるのでしょう、巻いていません。裏側は巻きこまず、表に重ねるだけ。

持っているデッキジャケットの表生地も同じ作りで、WORKERSでも裏地が付く製品では別注ラッパで良くやる仕様です。が、裏地が無くてやる勇気はまだありません。現行商品がどうなっているのか、気になる部分です。

 

 

 

 

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