JACKET, FIELD, od kown as M-1941 Field Jacket

ポケットは腰に斜めに切られた玉縁ポケットのみ。

後のM-1943が大型かつ4ポケットで収納力を高めているのと比べると簡素な作りです。

 

袖口にはタブが取り付けられ袖口の太さを調節がきくようになっています。が、ちょっと調節の幅が大きすぎるような気もします。

袖の縫い目にはカン止めが打たれています。これは裏地まで貫通しています。本来、着脱ぎした時に裏地が表地と大きく離れないようにステッチを入れたり、カフスをつけたり、もしくは「中止め」と呼ばれる見えない中で止める処理をします。それらの代わりにカン止めで止めるという処理が行われています。

実用品なので見た目より効率・強度を求めたためだと思います。

 

 

フロントはファスナー開き。ファスナー+フラップ。ただ、ファスナーの下側というか裏側には何もカバーになるものはなく、ジャケットの下に着た衣類にはそのままファスナーのムシがつく仕様です。

 

 

 

 

Workers