Hamilton Carhartt Company

 


1939 Carhartt Farm Account book

 

創業者ハミルトン・カーハートは、1855年8月27日、ニューヨークに生まれた。

彼は、サウスミシガンで育ち、公立学校で学んだ後、フィラデルフィアのヤングスミスフィールド&カンパニーに勤めビジネスキャリアをスタートさせた。

1884年、デトロイトに移住すると共に、ハミルトンカーハート&カンパニー(Hamilton Carhartt & Co)を設立した。

創業当初は家具や手袋の卸売を、その後1889年にはワークウェアの製造を開始し、社名もハミルトンカーハート&マニュファクチュア(Hamilton Carhartt Manufacturer)と改めた。

4台のミシンと5人ほどの従業員で、当時はニッチであった鉄道員向けのオーバーオールを作ることからビジネスはスタートした。

1900年代初頭にはカナダやヨーロッパにも進出し、17の工場、3つの紡績工場を持つまでに成長した。

1930年代には大恐慌の影響を受け、3つの工場をアメリカに残すのみにまでなる場面もあったが、ハミルトンと彼の息子ウィリーはそれを逆手にとり、”Back to the Land"というキャンペーンを行い、ケンタッキー州の自社工場を大々的に宣伝した。

1937年、82歳で創業者ハミルトン・カーハートはこの世を去った。

1960年代には、WMフィンク&カンパニー、クラウン&ヘッドライトオーバーオールズを買収。短期間だが、カーハート・ヘッドライト・フィンクと記名されたラベルが製品に使われた。

現在も一大ワークウェアメーカーで、カーハート一族により経営されている。

 


1939 Carhartt Farm Account bookより。

GLOVES OVERALLS UNIFORMS and PANTSと総合的にワークウェアを作っていた事がうかがい知れる。

Carharttの特徴といえばそのブランドロゴに使われたCarとHarttを組み合わせたロゴ。

ラベルやボタンに少しづつ形を変えながら1960年代ごろまで登場していた。

 


Date
Hamilton Carhartt Company
circa 1884
Hamilton Carhartt
Detroit Micigan

 

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Workers