カタログでは「ラペルカラー」と記された、ごく小さなテーラードジャケットのラペルに似た形の襟です。
生成り、もしくは薄いベージュのようなヘリンボンにジーンズなどでおなじみの「金茶」糸で縫製されています。
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Leeのeが斜めになったラベルです。
「祥伝社ムック・DENIMディテールの書」に寄ると、1934年ごろリーのカウボーイジャケットに使われていたのがこの白いラベルにSHRUNKが入ったものとあります。
残念ながら、「DENIMディテールの書」には、何を参考文献として書かれた文章か記載されていないので、鵜呑みにするわけにはいきませんが、恐らくは、1930-40年代ごろに使われていたラベルではないかと推測しています。
このあたりは、さらに、プライスリストやカタログが集まらないと特定は難しい部分です。
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