胸ポケットは、向かって左、フラップ付きが一室。真中にペンシルポケット。向かって右はカバーオールなどでもおなじみ、二重構造です。
懐中時計を入れるチェーンを通す穴も上部に開いています。
左側は二重にはなっていないにも関わらず、真中に継があります。
左右同型を流用したかったこと、またデザインも考えてあえて分割していたとも考えられます。
もうひとつ、不思議なのがフロントのビブの縦はぎ。これも無い方が裁断、縫製の手間もないと思うのですが、不思議と40-50年代以降、ある程度完成されたワークウェアには存在します。
ポケット周り、ウェストベルトには美しいパッカリングが見られます。
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