Super BIGMAC (J.C.Penny)

お決まりの横から懐中時計を入れてそれが飛び出さないポケット、ボタンホールはペン刺しとして使えます。

ポケットの上側はステッチで閉じられています。

懐中時計を入れる開口部を閉じるように、ラベルが付いています。

アメリカパテントアンドトレーマークオフィス登録済
SUPER BIG-MAC
防縮加工済
JCペニーカンパニー

とあります。

BIG MACは1922年、商標出願がなされています。

 

1930年代半ばに使われたSuper BIG MAC SHRUNK刻印の入ったタックボタンです。

ザ・デニム(ワールドフォトプレス刊)P271、JCペニーのビッグマックブランドワークウェアを生産していたブルーベル社(当時は買収前のグローブスピリアー社)のボタン資料が掲載されており、そこには1935年に同じデザインのボタンを見つけることが出来ます。

また、ジーンズハンドブック(繊維流通研究会) 、CULT a visual history of jeanswear (Sportswear International)にもサンフォライズド加工をワークウェアに本格的に転用した例として、1934年、グローブスピリアー社とBICMACブランドのJCペニー社の歴史に触れられていることからも、1930年代半ばごろの製品である可能性は高いと言えます。

参照→History of Manufacturers:J.C.Penney

 

 

 

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