ダブルフロント、ショールカラーのコート。
とても厚いウール生地に革による擦り切れ防止策が各所に施されています。
購入時には後付けでKing-O-Wearのラベルがつけられていたが、本当の製造メーカーは不明です。
CROWN-HEADLIGHTや、HERCULESブランドでもこのようなコートを見た事があるので、どこかのコート専業メーカーや工場が各ブランドにOEM生産していたのではないかと推測しています。
というのも、いわゆる「ワークウェア」の巻き縫い中心の縫製仕様とはあまりにも縫製が違うからです。
シルエットは緩やかなAライン。肩幅・身幅は程よくフィットするが、やはり袖はビンテージにありがちなとても太い一枚です。
「防寒着」として中に着こむのであれば、正解なシルエットではありますが、現代の街着としては少し土臭い感じも受けます。
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