左から。30オンス、価格もぐっとお安く4ドル98センチ。デザインは定番のショールカラー、2ポケットですが、やはりコストカットのためかマフポケットがありません。
その隣、背面にはウェストベルト、さらにその左右にボタンが付き、フロントに向かってそれぞれベルトでウェストを締められるようになっています。1920年代の特徴的なディテールで非常に高い位置で、ウェストマークがあります。いわゆるイギリス物の伝統的なテーラードジャケットなどで見られるシルエットで、この年代のアメリカ服がいまだヨーロッパ、特にイギリスの影響を受けていたことが想像できます。
その隣は、よりアメリカらしいウェスト絞りがほとんどなくパッチポケット。襟は見返しと続き裁ちになっているようです。
一番右、「マッキーノー」というと、この形を思い出す人も多いのではないでしょうか。FILSONなどでもお馴染みのダブルヨークデザインです。
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