イラストからは1929年出願の角型ポケット。特許と同じ、角型のフラップ。
ゆったりとした肘あたりの雰囲気、袖口の開きも見えない事から、おそらく1935年出願の袖に関する特許と同じ作り。
これらから、1935年以降1942年の山形ポケット以前ごろのアドと推測できます。
ただ、この開きの無い袖の場合、フラップは二枚物に成っている実物は見た事があるのですが、角型フラップ・それもカンヌキがポケット本体まで入っているという組み合わせはまだ見た事がありません。はたして実物でこのような仕様があったのか、それともイラストが実物とは少し違った仕様なのか。
単純に年代の違いか、それとも工場の違いか。(Reliance社は複数の工場を所有していたことがアドからわかっています。)
BIGYANKのわずかな作りの差も、Levi'sのジーンズと同じく興味が尽きません。
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