Reliance Manufacturing Company (BIGYANK)

1923年3月のファームジャーナルに掲載されたビッグヤンクの広告です。

当時は1919年にビッグヤンクの商標を取って間もない頃で、洋服につくラベルのデザインを宣伝したり、ブランドの周知に努めていることがうかがいしれます。

"アームホールやひじ、肩周りは体を動かしたときのゆとりをとって、とてもゆったりと作られています。体を曲げたり、ねじったりしても、つったり窮屈な感じがまったくしません。"

"密に織られた、ずっしりとした生地でビッグヤンクは作られています。ダブルステッチがいたるところにほどこされ、補強しています。ゆったりとしたカットと強い生地、これらがあなたの体を守ります。"

昨年は600万着以上の販売でした。ビッグヤンクの価値を知っている人々の需要に応えるために、10の工場が忙しく稼動しています。ブルー、グレイ、カーキ、そしてブラックが売られています。アメリカで一番大きなワークシャツメーカーが保障いたします。もし、お近くで見つからないようでしたら、われわれにご連絡下さい。

とあり、当時の住所、イリノイ州シカゴのウェストモンロー通り212とあります。

これより後の時代の広告に比べると、イラストも素朴で、シャツのデザインもプルオーバーがとりあげられています。

 

右下の囲み部分にMilton Krosmanという部分があります。

The Wonder Work Shirtという脇の下に通気孔の開いたプルオーバーシャツのイラストがあります。

モンゴメリーワードに多く見られる、通気孔の開いたワークシャツがこのビッグヤンクの広告に、それもビッグヤンクとは違うブランドネームで掲載されているのが不思議です。

 

 

 

 

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