ロコモーティブジャーナル、1907年1月号より。ヘッドライトの広告です。
機関車トーマスのように機関車のフロントに鎮座したAbner E. LarnedとDavid S. Carter。
Carterさんの肖像は本邦初公開?かもしれません。
昨年の同ページで述べた年初のお礼から一年。セールスは伸びに伸びて対前年比二倍のビジネスでありました・・・一人ひとりにお礼と、心からの握手をしたいと述べています。
経営者の顔がしっかりと見えた時代。
デザイン面でも1月号が発刊されたであろう12月の雰囲気をヒイラギで彩りつつ、同社のトレードマーク、機関車の頭をうまく利用して肖像を配置しています。
100年以上前にも、ここまでのアイデアを考え出し、また経営者の姿勢を直接示す広告していたラーンドカーター社に学ぶべきところは今も多いように思います。
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