Blue Buckle OverAlls


ブルーバックルオーバーオールズの1919年ロコモーティブジャーネルという鉄道員向けの雑誌に掲載された広告です。

古着では他のカーハートなどに比べると見かけることは少ないメーカーですが、広告はたまに見つけることが出来ます。

 

製造していたのは、

”世界最大のオーバーオール製造会社”

ジョバーズオーバーオール社とあり、バージニア州リンチバーグとあります。

 

広告の内容は、自社の製品の頑丈さ、着心地のよさをつたえると共に、"週44時間労働の労働組合員が作っている"とここでもカーハート同様、労働者の側に立った経営であることをしめしています。

 

ブルーバックルのトレードマーク、バックル(尾錠かん)です。

日本では"シンチ"と呼ばれることが多いですが、シンチじたいは馬具用語から転じた言葉で、ボトムスの後ろに帯状にあるウェスト調整用のベルトとその中心のバックルをさし、シンチベルト、シンチストラップなどと呼ばれていたようです。

となりの人のオーバーオールは、ロウバックと呼ばれたデザインで、長いつりがついています。

そのつりにも、トレードマークが印刷されています。

 

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