Brooks Brothers
Full Brogue

ブルックスいわく「バーガンディ」のコードバン。

深い茶に、黒とわずかに赤紫がはいったような色合いです。

傷はつきやすく、ご覧のとおりです。クリームで補色すれば目立たなくなりますが、そんなよそいきを見るのならばカタログ写真で十分。なので、あえてかるくブラッシングしただけの状態で写真を撮っています。

トウのWになった部分、非常に細かいダブルステッチが入っています。基本的に、縫い直しが難しい革でよくぞここまで細かなステッチを1ミリほどの間隔で。若干ステッチがよれていますし、内・外で距離が違うため、おそらく2本針ではなく1本針で二度縫っていると思います。

インナーには革のライニングがはられています。

BROOKS BROTHERS、GENUINE SHELL CORDOVANとあります。

馬がメインの移動手段、当然食肉としても潤沢に流通していた時代ならいざ知らず、この時代にコードバンを安定的に確保するのは大変だろうなと感じます。私自身、馬肉を食べる事がめったにありませんから。

 

 

 

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